「下戸」の基準はどこから?日本酒をどのくらいで飲めなくなる人がお酒が弱いと言えるか調査しました

お酒を飲むと顔が赤くなったり、気分が悪くなったりすると、「自分は下戸なんだろうか?」と、ふと気になることがあると思います。

一体どこからが下戸(お酒に弱い人)と言えるのでしょうか?

辞書を調べてみても、お酒の量までは書かれておらず、具体的な基準は分かりませんでした。

酒の飲めない人。酒が嫌いな人。

下戸(げこ)の意味 – goo国語辞書

すごく……シンプルです……(-_-;)

私も、下戸に関するさまざまなサイトを調べてみましたが、どうやら明確な基準というものは決まっていないようです。

そこで今回は、どのくらいで飲めなくなる人が下戸だと思うか、男女50人にアンケートをとって調査してみました。
ここではその集計結果をまとめています。

あくまで意識調査の結果なので、これが下戸の定義とは言えませんが、「一般的にはこれぐらいからが下戸なんだな」と判断するための参考にしてみてください。

目次

「日本酒をどのくらいで飲めなくなる人が下戸と呼ばれると思うか」アンケート結果

20~64歳の男女50名に、日本酒をどのくらいで飲めなくなる人が下戸と呼ばれると思うか聞きました。
こちらがその集計結果です。

お猪口1杯しか飲めない……13
舐める程度にしか飲めない……13
1適も飲めない……12
0.5合……5
お猪口2~3杯しか飲めない……4
1合……3

「お猪口1杯しか飲めない」「舐める程度にしか飲めない」「1適も飲めない」が特に多い結果となりました。
それぞれ、回答してくれた人に詳しい理由を聞きました。

お猪口1杯しか飲めない人と回答した方の意見(13票)

・まさに自分がそうだからです。飲み会に参加するとよく周りにも下戸だね、と言われているので、大体同じ量を選んでみました。(29歳・女性)

・私の知り合いでも一口飲んだだけで赤くなって酔っぱらう人がいます。そんな人が1合飲んでしまうと大変になる姿を何度も目にしました。(42歳・女性)

・私自身もアルコールに対して強いタイプではないのですが、お猪口1杯くらいならなんとか呑めるので、勝手ながら私基準です。(28歳・女性)

・お猪口一杯って、病院でもらう飲み薬シロップくらいの量ですから、そのくらいしか飲めないのが下戸だと思う。一滴も飲めないって言うのは現実的にないと思うので。(48歳・女性)

・1適も飲めないというのはいささか不自然すぎる。それだとお酒を調味料として使った料理はすべて食べられなくなる。一気飲みがどうにか可能なお猪口1杯くらいが限度だと思う。(43歳・男性)

・自分自身は1合ほどしか飲んだことはありませんが、あまり酔っ払った感覚はありませんでした。そのため一口しか飲めなければ飲んだとは言えない気がします。(20歳・女性)

・舐める程度にしか飲めない人はそもそも日本酒の味が嫌いなのではないかと思う。嫌いじゃなくても弱くて飲めない場合はお猪口1杯くらいは飲むのではないかと思った。(28歳・女性)

・お猪口一口しか飲まないと飲み会終わるまでにベロベロになってるから下戸ではないのだろうかと考えました。(28歳・男性)

・お猪口一杯はお酒が弱くても飲むだけなら飲めると思います。しかし、その酔いが後から襲ってくるので、弱い人は飲めてお猪口一杯だけかと思います。(37歳・男性)

・自分はお酒に強い方ではないけど、下戸ではないと思っているので、一滴も飲めない人から、一杯飲める程度の人が下戸と呼ばれると思います。(39歳・女性)

・乾杯のあとにお猪口一杯だけ飲んで終わりだとしたら、それは飲めない人とほぼ同じ過ごし方になると思うので。(40歳・女性)

・直感です。アルコールを身体が受け付けない、または極度にアルコールに弱い人を下戸と呼ぶと思うので、これくらいだと思いました。(41歳・男性)

・下戸でも舐める程度では酔ったりしないと思うし、お猪口1杯ぐらいの量がないと酔いを感じられないと思う。その上で酔ったのなら本当に下戸だと思います。(53歳・男性)

舐める程度にしか飲めない人と回答した方の意見(13票)

・下戸の人はお酒一杯でも飲むとコツンと倒れるくらいの弱さのイメージなので、日本酒だと舐めるくらいが限度だと思いますね。(29歳・男性)

・私の周りにいるお酒に弱い人は、舐める程度にしか飲めないからです。1滴も飲めないのは、お酒に弱いではなく飲めない人ですからね。(30歳・女性)

・少し舐めたりするだけで、クラクラしたり、顔が赤くなる人がいるので、そういう方は本当にお酒が体に合わず、弱いのかなぁと思います。(39歳・女性)

・自分の周りにお酒が弱い人はいるが一滴も飲めない人はいないからです。一杯でも飲めたらそこまで弱いとは思いません。(24歳・女性)

・お猪口1杯でも飲み干せるなら下戸ではないと思うから。日本酒は度数も強いため、1合でも飲めれば良いと思う(23歳・女性)

・スイーツに入っているアルコールでも酔ったように真っ赤になってしまう人がいますが、そのぐらいでも酔ってしまう人を言うと思う。(43歳・女性)

・肝臓が受け付けていないから。体質的に飲めないのだから、下戸なのだと思います。無理して飲んでいても下戸です。(31歳・男性)

・一滴も飲めないと舐める程度の違いはお酒を摂取しているか、していないかで、下戸とは、お酒を飲んだ時の反応で判るものだと思うので、舐める程度で酔っぱらう方を指すと思います。(33歳・女性)

・お酒が嫌いなのではなくお酒が飲めない下戸は、飲もうとチャレンジするものの身体が受け付けない、というイメージなので、舐めてはみるもののそれ以上は身体が拒否すると思うため(36歳・女性)

・アルコール度数が高い日本酒は、下戸ならアルコール度数もそうですが味も嫌だと思いますので、十分下戸だと思います。(37歳・男性)

・飲めない人は、お酒の匂いですら嫌がる人が多いので、香りがある日本酒を好まないからです。日本酒の味と香りの口の中での広がりは独特なものがあるからです。 (44歳・女性)

・お酒に弱い人は、日本酒を口に近づけた時のアルコール臭やアルコールの味を敏感に感じ取って、そこから飲み進めることができないと思うから。(47歳・女性)

・舐める程度口にしただけで赤くなったり気分が悪くなったりする方は本当にお酒に弱いと思う。お酒はリラックスしたり楽しくなったりするために飲むものものだと思うから。(61歳・男性)

1適も飲めない人と回答した方の意見(12票)

・本当に弱い人はニオイだけでも酔うと聞きます。なので、1滴でも酔う人が本当の弱いひとなんだとおもいました。(30歳・女性)

・「下戸」は、全然飲めない、飲むと体調が悪くなるといったイメージがあるためです。知り合いにも少しでも飲むと体調が悪くなる人がいて、そういう人もいるのだと知りました。(37歳・女性)

・下戸は全くお酒が飲めない人という認識だからです。舐める程度でも体に支障をきたす人が下戸だという認識です。(41歳・女性)

・そもそもお酒が弱い人は日本酒などには手を出さないと思います。お酒を飲み始めたばかりの二十歳そこらの若い人や、もともとお酒が弱い人は日本酒など飲めないイメージです。(27歳・女性)

・飲めない方は舐めたり匂いを嗅いだりするだけで拒否反応を示す方がいるので本当にお酒に弱い方は1滴もでも飲むのを躊躇いがちな印象です。(41歳・男性)

・一口、二口飲めるのであれば、下戸ではないような気がする。本当にお酒を口にしただけで、顔が真っ赤になったり気分が悪くなるような人が下戸だと思う。(50歳・男性)

・少しでも飲める人は下戸ではなくお酒に弱い人と言われる事が多いです。下戸は全く飲めず、少量のお酒入りのチョコレートでもダメな人です。(53歳・男性)

・日本酒だけに限定してしまうと、単純に日本酒が苦手な人もいるので本当にアルコール全般に対してと言う意味で、一滴も飲めないとした。(30歳・女性)

・日本酒はアルコール度数が強くて飲みにくいし、二日酔いにもなりやすいお酒です。全く飲めない人が下戸だと思います。(31歳・女性)

・下戸=お酒は1滴もダメというイメージです。ただ、下戸とお酒に弱いとは違うと思っていて、下戸は前述のイメージですが、お酒に弱いとなると、0.5合が当てはまるイメージです。(35歳・女性)

・お酒以外のアルコールが入ったものでもすぐに顔が赤くなってしまうような人が、本当にお酒に弱い人だと感じるから(43歳・男性)

・体質もあるのでお酒が飲めない人をどうこう言うつもりはありませんが舐める程度でも違和感がなければお酒は大丈夫なんじゃないかと思うからです。(44歳・女性)

0.5合と回答した方の意見(5票)

・飲食店などではお酒を頼めば1合くらいで出てきます。それがいつまでも減らずにおかわりもせずに、ずっと残っているのを見るとお酒に弱いと思います。(50歳・女性)

・お酒に強い人でなくても、0.5合ぐらいならば飲めると思うので、それぐらいが飲むことが出来ない人はお酒に弱いと感じるからです。(36歳・男性)

・あくまでも個人的なイメージですが、一合と言えばしっかりお酒が入っているイメージがあるので、そこを境界線と捉えました。(51歳・男性)

・日本酒は、アルコール度数がわりときついので、ビールがそこそこ飲める人でも、1・2合で酔ってくることが多いと思う。そこを目安にすると、0.5合飲めれば、弱くてもだいぶ頑張ってる感じにみえるから、お酒の弱い人の限界ということで0.5合を選んだ。(45歳・男性)

お猪口2~3杯と回答した方の意見(4票)

・お酒に弱い友人が私の知り合いにいて正にこの位しか飲めず、この位飲んだだけで直ぐ顔が赤くなってしまったからです。(41歳・男性)

・少ない分量でハイテンションになれてすぐ顔が赤くなってしまう人はだいたいお猪口2~3杯くらいだと思います。(44歳・女性)

・お酒が好きな人でも1合も飲めない人はざらにいますが、おちょこ2、3杯で飲めなくなる人はかなり弱いと思います。(37歳・男性)

・実際に舐める程度ですぐに寝てしまった人を見たことがあるからです。でも、弱いというのも入れるとお猪口2~3杯しか飲めないのも入ると思います。(42歳・女性)

1合と回答した方の意見(3票)

・一合飲んだだけで、顔を真っ赤にしてトイレであれ、話の最中でもすぐに睡眠に入ってしまいそうなイメージがあります。(23歳・男性)

・無理して飲める容量として1合が目安になると思う。お酒の弱い方は正直お代わりを好まないで1合飲んだらソフトドリンクに流れる人が多く見られる。またはチェイサーを同時に頼んで誤魔化す。(36歳・男性)

・下戸は飲めないことと飲めてもすぐ酩酊することそして気分が悪くなることがあるが1合程度まででよいのではないかと思う(64歳・男性)

日本酒をお猪口1杯で限界な人が「下戸」と呼ばれそう

今回の調査では、お猪口1杯が飲める限界の人を「下戸」と思う意見が多くありました。

特に、お酒を飲んだあとに「フラフラする」「顔が赤くなる」「眠ってしまう」など、明らかな体の変化が見られる人のことを下戸と見る方が多かったです。

また、「下戸」と「お酒が弱い人」を区別して考える意見もありました。
下戸はまったく飲めず、お酒が弱い人は少しは飲めるというイメージを持つ人もいるようです。

ちなみに、ビールでの基準を、「「下戸」の基準はどこから?ビールをどのくらいで飲めなくなる人がお酒が弱いと言えるか調査しました」で調査したので、興味があればご覧ください。

「なんとしてでも下戸を克服したい」という方は、坂上太一さんのレポートを読んでみてください

もし、「なんとしてでも下戸を克服したい!」という方がいれば、下記のレポートを読んでみてください。

坂上太一さんという、下戸の方が書いたレポートです。
ビールを1口飲んだだけでダウンしていた状態から、2リットル飲んでも平気なまでになった方法が書かれています。

私もこの克服方法を実践してレビューしてみました。
興味のある方は、「実践レビュー!アルコールパッチテストで医者に下戸認定…を買って試しました!」を読んでみてください。

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