皆さん、お酒はどれくらい飲めますか?
世の中にはいろんなタイプの人がいますよね。
・ザルのようにガブガブ飲める人
・好きではないけど飲んでも酔わない人
・好きだけど酔っぱらいやすい人
・コップ1杯のお酒で顔が真っ赤になる人
など…。
同じ人間でもこうも強さに差が出るんですから、不思議ですね。
今回はその中の、”コップ1杯のお酒で顔が真っ赤になる人”に注目したいと思います。
“コップ1杯のお酒”と聞くと、パッと浮かぶのは乾杯時のグラスビール。
特に会社の飲み会では、お互いにビンビールを注ぎ合って…なんて姿をよく見かけますよね。
そんなビール1杯だけで酔う人は、果たして弱いと言えるのでしょうか?
ビール1杯で酔う人は弱いの?飲めない本人はどう感じるのか
まずはビール1杯で酔う本人の口コミから見て行きましょう。
まあ酔う、酔わないわほんと体質によりけりやからな〜。俺ビール1杯で顔赤くなるから酒鬼弱い
— 無きもの (@ryo_pad611) February 2, 2018
当の本人からしたら、”ビール1杯で酔う自分は弱い”という意識がある様ですね。
たしかに筆者自身がそうだったら同じように考えると思います…。
周りから見た反応
では次に、周りから見たときの口コミを見て行きましょう。
ビールの中ジョッキ1杯でベロンベロンに酔う人は弱いし
30度の泡盛1升を飲める人は強い☺️
— 孫(🌺南の島のおばーと孫🏝) (@ota_craft) December 28, 2016
お酒に弱いってのはビールグラス1杯で酔うとかそんなレベルかなーって思うけど、強いのはどこら辺からだろう。
— 津島@嶺二溺愛@連日の頭痛 (@kiri2minds) September 6, 2016
周りから見ても、やはりビール1杯で酔うのは弱い印象の人が多いようです。
ただ、「弱いからつまらない」とか「弱いのはダメだ」という話はなく、あくまで「1杯しか飲めないのは弱いイメージがある」というだけです。
中には、むしろ「お酒が弱くてうらやましい……」なんて声もあります。
「“自分がたくさん飲んでも酔わないから”うらやましい」という意味ですね。
たしかにお酒って安くないから、コスパがいいって側面があるのも頷けます。
飲むタイミングでお酒の強さは変わるため、一概には強弱は言えない
また、お酒が飲める量はタイミングにも左右されます。
普段飲める人がビール1杯で酔うことだってあるんです。
体調によりけり、ということですね。
さらに人によっては、”ビール1杯で酔うけど、その他のお酒なら平気”という人もいます。
これは味が合わないのかビールに含まれる成分が合わないのか。
理由は人それぞれですが、お酒が飲めないという人でも様々なパターンがありますね。
どうなったら”酔う”の?
“お酒を飲むと酔う”のは分かりますよね。
では、酔うメカニズムはご存知ですか?
そう聞かれると、意外と「知らない」という人は多いと思うんです。
まずはそのメカニズムから紐解いていきましょう。
“酔う”とは、大きく2種類あります。
1.アルコールに含まれるエチルアルコールという物質が脳を抑制することにより、引き起こされるもの
2.アルコールが分解されて生まれるアセトアルデヒドの作用により、引き起こされるもの
もう少し詳しく見ていきましょう。
1.アルコールに含まれるエチルアルコールという物質が脳を抑制することにより、引き起こされるもの
1つ目に登場するエチルアルコールは、体内に入ると脳の機能をマヒさせることができ、それがいわゆる”酔った”感覚を引き起こします。
これにより、判断力や集中力・抑制する力が鈍るので、本能的な部分が表面化(脳の低位機能)してきます。
酔っぱらって「大胆なことを言ってしまった…」「思ってたことをそのまま言っちゃった」という失敗をするのは、このような作用があるからなんですね。
2.アルコールが分解されて生まれるアセトアルデヒドの作用により、引き起こされるもの
2つ目に登場するアセトアルデヒドは、アルコールが体内に入ると、肝臓が分解することで生成されるものです。
このアセトアルデヒドは毒性が強く、いわゆる”二日酔い”の原因となるのがこの物質。
顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの症状をもたらします。
そのアセトアルデヒドをさらに分解するのが”アルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)”です。
このALDH2が体内に少ない人がいわゆる”お酒が弱い”人に当たります。
ビール1杯で酔う人はお酒が弱いという印象は強そう。ただ、無理する必要はない
以上、ビール1杯で酔う人の意見をまとめてきました。
本人から見ても他人から見ても、”ビール1杯で酔う人はお酒が弱い”という印象は強いと感じました。
中には“それなら、無理してでも飲んでやる!”という人もいると思います。
ですが、それはオススメできません。。
それは、悪酔いの元になる”アセトアルデヒド”を分解するALDH2の数は、遺伝によって決まるためです。
つまり、分解する酵素は無理に飲んだとしても増えないんです。
それは体質によるものなので、その点をしっかりと理解し、
逆に、飲まないための断り方や飲み方を理解することが大切だと思います。
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ビールを1口飲んだだけでダウンしていた状態から、2リットル飲んでも平気なまでになった方法が書かれています。
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