アルコールパッチテストは、、自宅でもアルコールがあれば簡単にできる検査方法です。
しかし、ウイスキーなどのアルコール飲料でも代用は可能なのでしょうか?
ウイスキーはアルコール度数が高いことで知られているお酒で、自宅にあることも珍しくないお酒です。
ここでは、アルコールパッチテストにウイスキーが代用できるのかどうかを確認していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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基本的にウイスキーでアルコールパッチテストはできない
アルコールパッチテストに必要なエタノール濃度は、最低でも70%以上です。
それより低いと、正確な結果が出ないおそれがあります。
自宅にあるウイスキーの平均的なアルコール度数は、せいぜい40%から高くても50%というのが限界でしょう。
なので、ウイスキーをアルコールパッチテストに代用できるかどうかというと、答えは「ちょっと難しい」です。
ちなみに、一般的な酒屋さんにおいてあるウイスキーでも最高は55%くらい。
通販で取り寄せたとしても、現状で一番アルコール度数が一番高いウイスキーは67%~69%なので、それでもテストをするにはやや濃度が足りません。
一応、アルコール度数70%以上のウイスキーもあるけれど……
ご説明したように、市販で手に入るウイスキーだとちょっとアルコール濃度が足りません。
もちろん、ウイスキーの中には、レアなアイテムでアルコール度数が70%以上のものがあります。
ただし、そのクラスのものはヴィンテージウイスキーの類に入りますので貴重です。
こういったウイスキーが、「アルコールパッチテストを受けてみようかな?」と考えている方の家にあることはかなり稀です。
アルコールパッチテストに使うにしては、かなり高価なものになってしまいますから、ウイスキーを代用するというのは不向きと言えるでしょう。
アルコールパッチテストには、手指消毒用アルコールがおすすめです
アルコールパッチテストには、ドラッグストアやコンビニで買える、手指消毒用アルコールがおすすめです。
手軽に買えますし、テスト後も消毒や掃除用に使えます。
自宅にアルコールがある場合は、成分表記をよく見てみてください。
「エタノール○○vol%」と書いてある○○の部分が70以上であれば、アルコールパッチテストに活用できます。
ちなみに、私はこちらのアルコールでテストをしました。
こちらは「エタノール(C2H6O)76.9~81.4vol%を含有」と表記されています。
アルコールパッチテストを行うには充分なエタノール濃度です。
本当にお酒が飲めない人は、ウイスキーでも肌が赤くなることはある
正確な検査結果が出ないため、基本的にウイスキーはアルコールパッチテストには向きません。
ただ、本当にお酒が飲めない人は、ウイスキーでも肌が赤くなることはあります。
自宅でやるアルコールパッチテスト同様に、ウイスキーを絆創膏やガーゼに染み込ませて、それを腕の内側に貼ります。
そして、7分から10分後に剥がしてみてください。
それで肌が赤くなるのであれば、「アルコールの分解の能力がない」ということです。
このように、アルコールに対しての耐性が「ある」か「ない」かくらいであれば、ウイスキーでも調べられます。
しかし、もちろん正確性には欠けるので、できればご紹介したようなアルコールを用意しましょう。
アルコールパッチテストのやり方は、「アルコールパッチテストのやり方を紹介!自宅で簡単4ステップ!」をご覧ください。
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