ビール一杯で酔う人はお酒に弱い?赤くなる、吐く対策はあるのか

ビール一杯で酔う人はお酒に弱いのか?の調査結果を掲載しています。
また、ビール一杯で気持ち悪くなったり、赤くなる、吐くなどしないための対策も紹介しています。

お酒を飲めるようになりたい人向けの記事
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目次

ビール一杯で酔う人はお酒に弱いのか?

ビール一杯で酔う人は、一般的に「お酒に弱い」といえます。
理由は次の3つです。

  1. ビール一杯は「爽快期」に該当するのが一般的
  2. 約5人に1人が「ビール一杯で酔う人を下戸」だと思っている(アンケート結果より)
  3. SNSでは「ビール一杯は弱い」と発言する人が多い

それぞれ詳しく説明します。

ビール一杯は「爽快期」に該当するのが一般的

お酒の「酔い」にはステージがあり、爽快期から昏睡期まで6段階が定められています。

そして、ビール一杯(500mlほど)のアルコール量は「爽快期(1段階目)」に該当するといわれています。
爽快期とは、さわやかな気分になったり、陽気になったりと、気持ちの良さを感じる段階です。

爽快期の血中濃度、酒量、酔いの状態
引用:サントリー|酔いってなに?

つまり、一般的な基準からいうと、ビール一杯飲んだあたりでは、気持ち悪くなったり吐いたりはしないものと判断されています。

お酒で気分が悪くなるのは、最低でも「酩酊期(4段階目)」です。

引用:サントリー|酔いってなに?

アルコール度数は、体重やアルコール代謝力によって変わります。

つまり、お酒に弱い人は体重が極端に低いか、アルコール代謝力が弱く(無く)、アルコール血中濃度がすぐに高くなってしまうと考えられます。

サントリーが「酔いの程度判定」ページを公開しています。参考にしてみてください。

ビール一杯で酔う人を、5人中1人が下戸だと思っている

当サイト(ノメルヨ)では「ビールをどのくらいで飲めなくなる人がお酒が弱いと言えるか」というアンケート調査位を行いました。

その結果がこちらです。

0.5杯……20票(40%)
1杯……11票(22%)
1口くらいしか飲めない……8票(16%)
2~3口くらいしか飲めない……6票(12%)
舐める程度にしか飲めない……3票(6%)
1適も飲めない……2票(4%)

1杯と回答した人は、全体の22%でした。
約5人に1人ほどは、ビール一杯で飲めなくなる人を下戸だと思っていることになります。

SNSでは「ビール一杯は弱い」と発言する人が多い

SNSでは「ビール一杯は弱い」と発言する人が多い傾向があります。
実際の発言をいくつか引用します。

やはり「ビール1杯で酔うのは弱い」という印象の人が多いようです。

ただ、あくまで「弱い印象がある」というだけです。
ビール一杯で酔うのが「悪い」「つまらない」など、ネガティブな口コミはほぼありませんでした。

むしろ、お酒が弱いと自覚している人の自虐的な発言が多い傾向です。

ちなみに「ビール一杯で酔えるのはうらやましい」という声もありました。

飲むタイミングでお酒の強さは変わるため、一概には強弱は言えない

もちろん、人によって強い、弱いの基準は違うため、一概にはいえません。
お酒が飲めない人から見たら、ビール一杯飲めるだけでも「お酒に強い」と思う人もいます。

また、お酒が飲める量はタイミングにも左右されます。
普段飲める人がビール1杯で酔うこともあります。体調によりけり、ということですね。

さらに人によっては、”ビール1杯で酔うけど、その他のお酒なら平気”という人もいます。
これは味が合わないのかビールに含まれる成分が合わないのか。

理由は人それぞれですが、お酒が飲めないという人でも様々なパターンがあります。

ビールで酔うメカニズム

“お酒を飲むと酔う”のは分かりますよね。
では、酔うメカニズムはご存知ですか?
そう聞かれると、意外と「知らない」という人は多いと思うんです。
まずはそのメカニズムから紐解いていきましょう。

“酔う”とは、大きく2種類あります。

1.アルコールに含まれるエチルアルコールという物質が脳を抑制することにより、引き起こされるもの
2.アルコールが分解されて生まれるアセトアルデヒドの作用により、引き起こされるもの

もう少し詳しく見ていきましょう。

1.アルコールに含まれるエチルアルコールという物質が脳を抑制することにより、引き起こされるもの

1つ目に登場するエチルアルコールは、体内に入ると脳の機能をマヒさせることができ、それがいわゆる”酔った”感覚を引き起こします。

これにより、判断力や集中力・抑制する力が鈍るので、本能的な部分が表面化(脳の低位機能)してきます。

酔っぱらって「大胆なことを言ってしまった…」「思ってたことをそのまま言っちゃった」という失敗をするのは、このような作用があるからなんですね。

2.アルコールが分解されて生まれるアセトアルデヒドの作用により、引き起こされるもの

2つ目に登場するアセトアルデヒドは、アルコールが体内に入ると、肝臓が分解することで生成されるものです。

このアセトアルデヒドは毒性が強く、いわゆる”二日酔い”の原因となるのがこの物質。
顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの症状をもたらします。

そのアセトアルデヒドをさらに分解するのが”アルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)”です。
このALDH2が体内に少ない人がいわゆる”お酒が弱い”人に当たります。

ビール1杯で酔う人はお酒が弱いという印象は強そう。ただ、無理する必要はない

以上、ビール1杯で酔う人の意見をまとめてきました。
本人から見ても他人から見ても、”ビール1杯で酔う人はお酒が弱い”という印象は強いと感じました。

中には“それなら、無理してでも飲んでやる!”という人もいると思います。
ですが、それはオススメできません。。

それは、悪酔いの元になる”アセトアルデヒド”を分解するALDH2の数は、遺伝によって決まるためです。
つまり、分解する酵素は無理に飲んだとしても増えないんです。

それは体質によるものなので、その点をしっかりと理解し、
逆に、飲まないための断り方や飲み方を理解することが大切だと思います。

「なんとしてでも下戸を克服したい」という方は、坂上太一さんのレポートを読んでみてください

もし、「なんとしてでも下戸を克服したい!」という方がいれば、下記のレポートを読んでみてください。

坂上太一さんという、下戸の方が書いたレポートです。
ビールを1口飲んだだけでダウンしていた状態から、2リットル飲んでも平気なまでになった方法が書かれています。

私もこの克服方法を実践してレビューしてみました。
興味のある方は、「実践レビュー!アルコールパッチテストで医者に下戸認定…を買って試しました!」を読んでみてください。

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