お酒が飲めない人にとって、会社の飲み会は悩みごとの一つです。
参加したくなくても、会社の飲み会だとそう簡単に断ることもできません。
シラフの状態で、周りのハイテンションに合わせないといけないのはしんどいでしょう。
でも、お酒の場での立ち回り方を知っておけば、下戸で嫌な思いをすることも軽減するはずです。
ここでは、お酒を飲めない方からよく聞く悩みについて、解決案を紹介しています。
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悩み1.飲み会で周りのテンションについていけない
お酒が飲めない方が、地味に苦痛を感じるのが、飲み会で周りの高いテンションについていけないことだと思います。
周りはテンションが上っているのに、自分はシラフの状態でその場にいないといけないのは辛いでしょう。
その解決案として「ノンアルコール飲料を飲み、飲み会が半分くらい進んだら酔ったふりをして無理矢理ハイテンションになる」のが良いと思います。
詳しく説明します。
ノンアルコール飲料でテンションを上げる
ノンアルコール飲料を飲むと、プラシーボ効果のおかげか、お酒を飲んだときのように開放的な気分になれることがあります。
私も、自動車を運転する係になったときなどは、お酒ではなくノンアルコール飲料を飲みます。
それでも、その場の雰囲気や飲んだ感じからか、なぜか気持ちよくなります。
流石にお酒を飲んだときほどではありませんが、テンションを上げるには十分なくらい気分が盛り上がります。
今はノンアルコールビールだけでなく、ノンアルコールカクテルを置く居酒屋さんも増えてきました。
ビールの苦手な方でもカクテルなら飲めるかもしれません。
飲み会が半分過ぎたら酔ったふりをして無理矢理ハイテンションになる
飲み会は、大体1時間を過ぎたあたりが盛り上がりのピークです。
その頃には、周りはだいぶ酔っていて、ちょっとした失言や失敗は笑い飛ばされる雰囲気ができあがっているでしょう。
大きな声で笑いながら、無理矢理会話に入ってしまいましょう。
ノンアルコール飲料で自分もテンションが上がっている状態なら、その雰囲気に合わせることは簡単なはずです。
ノンアルコール飲料にもアルコールが入っていることがあるので注意
ただ、「ノンアルコール」とはいえ、中には少量のアルコールが含まれているものも多いです。
これは、アルコール度数が1%未満であれば、ノンアルコール飲料と表記できるためです。
ラムレーズンや、お菓子に含まれるアルコールで気持ち悪くなる方は、ノンアルコール飲料でも避けた方がよいでしょう。
悩み2.飲み会で無理矢理飲まされる
最近でこそ減ってきましたが、未だに無理矢理お酒を飲ませてくる人はいます。
対策がとりづらいので、この悩みが一番厄介かもしれません。
そんなときは「飲ませる人から距離をおく」「自分から積極的に場を盛り上げる」のがおすすめです。
飲ませる人から距離をおく
最初に席に座るときに、飲ませてくる人からできる限り遠い位置に座りましょう。
お酒を飲まない人が集まっているあたりに陣取れればなお良いです。
こうすれば、飲み会始まってすぐに飲まされるようなことは、そうそうないでしょう。
また、常にその人の行動を見ておいて、席を移動しそうだったら、自分も席を移動したりトイレに逃げたりするのも手です。
関連記事>>飲み会での上手なお酒の断り方6パターン!空気を壊さずやんわりと断る方法を紹介
自分から積極的に場を盛り上げる
自分から場を盛り上げてみましょう。
お酒を飲ませてくる人は、盛り上がりの足りない人を見つけると、そこにつけこんで来ることがあります。
すでに盛り上がっていて「別に飲ませなくても良いんじゃないか」と思わせられれば、それ以上は飲ませてくることはないでしょう。
知れば飲み会が嫌じゃなくなる?お酒に関する最低限の基礎知識とマナー
飲み会を苦痛に感じるのは、お酒の知識がなかったり、飲み会の場でのマナーがよく分かっていないことも原因です。
あらかじめ、お酒の知識とマナーを身に付けておくだけで、飲み会への嫌悪感をグッと軽くできることでしょう。
ここからは、最低限知っておきたい基礎知識と、これだけは守っておきたいマナーについて紹介します。
飲み会でよく飲まれるのは「ビール」「日本酒」「焼酎」です。
この3つのついて知っておけば、大体問題ないです。
ビール、日本酒、焼酎のアルコール濃度の目安
ビールは5%くらい、日本酒は15%くらい、焼酎は25%くらいです。
焼酎はアルコール濃度が高いので、お湯や水で割って飲みます。
中には、割らずにストレートで飲む人もいますが……。
ビールと日本酒は基本的にそのまま飲みます。
飲み会では最初はビールを飲み、3,4杯目で日本酒、または焼酎に移行するパターンが多いです。
「ビール」と「発泡酒」と「第三のビール」は特徴が違う
お酒を飲まない人には「ビール」「発泡酒」「第三のビール」の違いが分からない人が多いと思います。
これらは、原料の種類や麦芽の使用割合で区別されていて、値段も味も違います。
それぞれ簡単に特徴を説明します。
ビール
・価格は3つの中で1番高い(200円くらい)
・麦芽の使用比率が高い
・味は3つの中で「一番美味しい」と言う人が多い(と私は思う……)
・祭りや祝い事があれば、基本はこれを飲む
・これを毎日飲めるのはお金持ち
発泡酒
・価格は3つの内で中間(150円くらい)
・麦芽の使用比率が高い
・ビールに比べると味が薄い、苦みが足りない(と私は思う……)
・一般家庭で晩酌で飲まれることが多い
第三のビール
・価格は3つの内で一番安い(100円くらい)
・麦芽を使わずに、大豆やとうもろこしなどを原料として使用
・苦味がなく、すっきりしていて、ビールとはかなり味が違う
・晩酌にかけるお金を安くしたいときに飲む(我が家では大体これ)
基本的に価格は「ビール>発泡酒>第三のビール」だと思っていただければ良いです。
見分けるには、缶のラベルの下の方のラベルを見てください。
それぞれ、ビール、発泡酒、リキュール(発泡性)と書かれています。
お酒好きな人には、意外とこの違いにこだわりを持つ人が多いです。
本当の話です。田舎に行くほどその傾向が強い気がします。
私自身、岐阜の田舎の出身なのですが、祭りやお盆、正月などで親戚が集まるときに「発泡酒」や「第三のビール」を出すと不満の声があがります。
祝いの席では、基本は「ビール」を用意するようにしましょう。
また、居酒屋で「生一つ」と注文したときに「発泡酒しかないですけど良いですか?」と聞き返されることも、まれですがあります(私も実際にありました)。
ビールと発泡酒の違いを理解して、戸惑わないようにしましょう。
瓶のビールそそぐときはラベルを上にする
タイトルのとおりです。ビール注ぐときはラベルを上にしましょう。
お酒の席のマナーの定番です。
正直、こんな小さいことはどうでもいいんですが、基本のマナーとして意外に定着しています。
参考動画
ただ、あくまでも”自然”にラベルを上にして持つようにしましょう。
注ぐ体制に入ってから瓶をクルクルと回していると、気を遣っているのが丸分かりです。
気を遣っているのが見て分かるのは、情けなく見えるものです。
特に新入社員だと、気を遣うあまり不自然な動きになりがちです。
上司から「いいよいいよ!」と声がかかったアウトです。
瓶を持ちつつ、さりげなくラベルを上にできるようになりましょう。
注ぐときはもちろん両手で持ちましょう。
日本酒の飲み方には「冷酒」「冷や」「熱燗」がある
日本酒の注文の仕方には、大きく分けて「冷酒」「冷や」「熱燗」という3つの飲み方があります。
違いは温度です。
・冷酒(れいしゅ)……冷やしたお酒
・冷や(ひや)……常温のお酒
・熱燗(あつかん)……温めたお酒
気をつけなければいけないのは、「冷や」と注文すると常温の日本酒が出てくるというところです。
上司が「冷酒を飲みたい」と言ったのに、「日本酒の冷やください」と注文してしまうと、不満を言われることになります。
会社の飲み会だと「冷や」で注文することが多いと思います。
上司から「日本酒を飲みたい」と言われて、飲み方を詳しく伝えられなかったら「冷や」を注文すれば問題ないでしょう。
ちなみに日本酒のことを「酒」と呼ぶ人もいます。
「そろそろ酒を飲むか」と言われたら、日本酒のことを指しています。
焼酎の飲み方には「ロック」「水割り」「お湯割り」がある
焼酎は基本的に、お湯や水で割って飲むお酒です。
・ロック……氷を入れて飲む
・水割り……水を入れて飲む
・お湯割り……お湯を入れて飲む
日本酒と焼酎の飲み方を混同しがちなので注意しましょう。
「日本酒のお湯割りで」や「焼酎を熱燗で」などと注文すると、本気で恥をかきます。
ワイン、ウイスキーは知らなくてもOK
ワインやウイスキーについては、知識がほとんどなくても心配ありません。
そもそも、会社の飲み会ではあまり頼まれることがないためです。
中には好きな人がいて、注文することもあると思います。
しかし、大抵そういう方はお酒を飲むのが趣味な人なので、自分で好きなように頼むでしょう。
こちらが変に気を遣う必要はないです。
少しでも飲み会の空気に参加したいならノンアルコール飲料がおすすめ
飲み会の雰囲気を楽しみたいという方は、ノンアルコール飲料を注文すると良いでしょう。
プラシーボ効果で、お酒を飲んだときのように開放的な気分になることがあります。
また、飲み会の場でノンアルコール飲料を頼む人は少ないので、逆にちょっとした話題にすることだって期待できます。
このページでも何回かおすすめしたように、ノンアルコール飲料は下戸の強い味方だと感じています。
ウーロン茶やコーラも良いですが、一歩踏み出して、ノンアルコールカクテルなんかを嗜んでみると、気持ち的に大きくなれるかもしれません。
「なんとしてでも下戸を克服したい」という方は、坂上太一さんのレポートを読んでみてください
もし、「なんとしてでも下戸を克服したい!」という方がいれば、下記のレポートを読んでみてください。
坂上太一さんという、下戸の方が書いたレポートです。
ビールを1口飲んだだけでダウンしていた状態から、2リットル飲んでも平気なまでになった方法が書かれています。
私もこの克服方法を実践してレビューしてみました。
興味のある方は、「実践レビュー!アルコールパッチテストで医者に下戸認定…を買って試しました!」を読んでみてください。
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