「私はお酒にどれだけ強いのか知りたい」
「息子や娘に、自分のアルコール耐性を知っていてほしい」
「正確な分析結果を知りたい」
アルコールを分解する酵素の遺伝子型を調べることで、自分がお酒にどれだけ強いのかを正確に知れます。
検査は病院でできますが、最近では、市販のキットで自宅にいながら手軽に検査も可能です。
今回は、アルコール分解遺伝子を調べられるおすすめキットを3つ紹介します。
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①ユーグレナ・マイヘルス アルコール体質遺伝子チェック
口の中の粘膜を、綿棒で摂取して検査するタイプのキットです(綿棒や詳しい説明書は注文後に自宅に届きます)。
その綿棒を検査機関に送ると、約2~3週間でネット上で解析結果を見られます。
特徴は、タイプがA~Eの5つに分類されていて、結果が見やすいことです。
分類されたタイプのどこに自分が当てはまるかで、「お酒の強さ」や「二日酔いのなりやすさ」や「アルコール依存症のなりやすさ」などが分かります。
また、肝硬変や心筋梗塞、血圧や骨粗鬆症、ガンなどのリスクを一覧にした「健康リスクのレポート」も閲覧できます。
検査が簡単で、見られる情報が盛りだくさんのおすすめキットです。
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アルコール体質遺伝子チェック/ユーグレナ・マイヘルス
②GENOTYPIST アルコール感受性遺伝子分析キット
GENOTYPISTの検査キットには、口腔内の粘膜を綿棒で採取するものと、爪を採取するものの2パターンあります。
検査結果は9つのタイプに分類され、自分が当てはまるタイプにより、「二日酔いになりやすい」「アルコール依存症になりやすい」などがわかります。
出典:アルコール感受性遺伝子検査キット- ハーセリーズ・オンライン
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『アルコール感受性遺伝子分析キット』
③ジーンライフの遺伝子検査
唾液を専用の容器に採取して検査するキットです。
ジーンライフの遺伝子検査は、アルコール専門のキットではなく、多くの遺伝子検査項目があることが特徴です。
項目は360件にも及び、さまざまな病気リスクや自分の体質が分かります。
ただ、その分値段は高いです。
アルコールの分解に関する遺伝子だけでなく、生活習慣全般を見直すための結果を知りたい方におすすめです。
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遺伝子検査キット GeneLife Genesis2.0
遺伝子分析キットを選ぶコツ
今回は、アルコール分解遺伝子を調べられるツールを3つ紹介しました。
2つはアルコールについて特化した検査キットで、1つはさまざまな項目を調べられるキットです。
値段の違いがありますが、自分の体質を知るために検査してみてはいかがでしょうか。
最後に、遺伝子分析キットを選ぶときのコツを解説します。
アルコールを飲んだ時にアルコールがどのように分解されていくかご存知でしょうか。
まず、飲んだアルコールは胃や小腸で吸収されます。
この吸収されたアルコールをアセトアルデヒドという物質に分解する際、働く酵素をADH1B遺伝子(アルコール脱水素酵素)といいます。
分解されたアセトアルデヒドは、さらに酢酸に分解され、その後二酸化炭素と水に分解。
このアセトアルデヒドから酢酸に分解する酵素をALDH2遺伝子(アルデヒド脱水素酵素)といいます。
この2つの酵素を詳しく解析することにより、アルコールに弱い強いを知るだけでなく、どのような体質なのか、飲酒による健康リスクがどの程度かがわかります。
お酒の強さを知りたいなら、「ADH1B」と「ALDH2」を調べられるキットを購入すると良いでしょう。
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