「ラム酒ってクセがあって飲みづらいよ。」
「ラム酒は甘くてキツイだけじゃないの?」
アルコール度が40%もあり、キツイお酒のイメージのあるラム酒。
でも実は、美味しい飲み方や美味しいラム酒もあるんですよ。
実のところ、筆者も最初はラム酒がかなり苦手でした。
しかし、飲み方やラム酒の種類を色々試した結果、今では好きなお酒のひとつとなっています。
ここでは、ラム酒が苦手でも克服できる方法を紹介します。
①自分に相性の良いラム酒の種類を見つける
ラム酒はサトウキビが原料で、絡みつくような甘い香りと焦げ付いた砂糖のような味が特徴的です。
そんなラム酒には、基本となる種類が3つあります。
甘さや香りが控えめでクセのない「ホワイトラム」
見た目が透明でウォッカに近いともいわれていて、ラムの中では甘さも香りも軽く、控えめなのが特徴的です。
主にカクテルのベースとして使われることがほとんどで、割り物も邪魔をしません。
カラメルのような香りと甘さが特徴の「ゴールドラム」
ホワイトラムとダークラムの中間に当たるのがゴールドラムです。
カクテルでもストレートでも美味しくいただくことができ、カラメルのような香りと甘さが特徴です。
お菓子に用いられるのもこのゴールドラムです。
味も香りも強い「ダークラム」
見た目がかなり黒く、味も香りも強い傾向にあるのが特徴で、ストレートやロックで飲むのが一般的です。
この3種類から自分の好きなものを探してみるのもラム酒に慣れる良い方法ですよ。
ちなみに筆者はホワイトラムの「バカルディ」が苦手だったのですが、「キャプテンモルガン」というゴールドラムを初めて飲んだ時に好きになりました。
ラム酒は味や香りに大きな違いがあるお酒なので、色々試してみると意外にも美味しいお酒が発見できるかもしれません。
②カクテルにして飲む
ラム酒は、ソフトドリンクで割ることで様々なカクテルを作れます。
カクテルにすればアルコール度数が下がり、甘みもつくのでグッと飲みやすくなります。
以下、ラム酒を使った飲みやすいカクテルを紹介いたします。
モヒート
ラム酒のカクテルでは最も有名で、夏にはぴったりのカクテルです。
ホワイトラム+ミント+ソーダ+ライム+シロップでできていて、清涼感たっぷりなスッキリさが特徴です。
女性にも人気なカクテルなので、ラム酒が苦手な方にも抵抗なく飲めますよ。
キューバリブレ
「ラムコーク」という名前で、メニューに載っている居酒屋さんもあります。
ゴールドラム+コーラ+ライム(レモン)の組み合わせで、これも夏を感じてしまうようなカクテルです。
ラムとコーラがとてもマッチして、アクセントになるライムやレモンがサッパリさを演出してくれますよ。
ピニャ・コラーダ
聞いたことないかもしれませんが、一時期オシャレなカフェやバーでは人気がありました。
ホワイトラム+ココナッツミルク+パイナップルジュースからできていて、デザートのような甘さとトロピカルさが楽しめるカクテルです。
特に女性にはオススメのカクテルですよ。
③ショットガンで流し込む
最終手段として、ショットガンで味に慣れようという荒技です。
ショットガンとは、ショットグラスという小さなグラスにテキーラ(ラム)と炭酸水を入れ、グラスをテーブルに叩きつけて混ぜたお酒です。
それをグッと一気に飲み干します。
ショットガンを作るのに必要なのは、テキーラと炭酸水またはジンジャーエールです。
この二つを1:1の割合でまぜるだけで完成。混ぜ方に特徴があり、グラスをテーブルに叩くようにして、炭酸の泡を全体にいきわたらせます。
こうすることでテキーラもよくまざるので、しゅわしゅわとしているうちに一気に飲むのです。
飲む前にライムをかじることで、その酸っぱさがラムの嫌な苦さや甘味、香りを忘れさせてくれます。
ただし、前述したように、ラムはアルコール度が40%と高いお酒です。
お酒に弱い人のチャレンジや、飲み過ぎには注意が必要です。
ラム酒が苦手な方は、モヒートやピニャ・コラーダのような飲みやすいカクテルから克服していくのが最もベーシックでしょう。
ショットでいくのはあくまで荒技。
少しずつ飲んで、苦手を克服してみましょう。
慣れればラム酒の魅力にはまってしまうこと間違いなしです。
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