「焼酎って臭くない?」
「焼酎ってなんか美味しくないよね?」
一時期はブームになった焼酎ですが、近年は新たなお酒が登場し焼酎のブームは去ってしまいました。
そんな焼酎でも居酒屋さんに行けば必ずといっていいほど置いてありますよね?
「焼酎を克服して飲めるようになりたい。」
「種類の豊富な焼酎には興味があるけど、まだ慣れないな。」
ここでは、そんな方のために焼酎を克服する方法、慣れるための方法を紹介します。
①飲みやすい焼酎から飲んでみる
焼酎には、原材料によって飲みやすさに大きな差が出ます。
一般的には、麦や芋が多いですが、中にはシソや栗、米から作られる焼酎もあります。
飲みやすい焼酎を選ぶときは、原材料に何が使われているかをチェックしましょう。
ちなみに、居酒屋さんに置いている焼酎は、「麦焼酎」か「芋焼酎」が多いです。
麦焼酎は割りものにもよく使われていて、癖が強くなくさらっと飲みやすいものが多くあります。
問題は芋焼酎です。
芋焼酎はとにかく臭く、飲みにくいことで有名(全部が臭いわけじゃない)で、初めて飲んだ焼酎が芋焼酎では嫌いになっても仕方がないかもしれません。
飲みやすい焼酎の例
麦焼酎で飲みやすいことで有名なのが「二階堂」という焼酎で、安価な上、サラサラとした口当たりが焼酎初心者にもオススメできます。
また、黒糖焼酎の「れんと」が飲みやすいという意見が多いです。
軽い口当たりと、芋焼酎などにみられる独特の香りなどがなくさらっと飲めてしまいます。
女性にもオススメな焼酎がジャスミン焼酎「茉莉花」やシソ焼酎の「鍛高譚」で、焼酎の中でも香りが華やかなので飲みやすいでしょう。
焼酎には多くの種類があるので色々と試してみるのも面白いですし、いつの間にか焼酎の魅力にはまってしまうかもしれませんね。
②焼酎をカクテルにして飲んで慣れる
知っていましたか?
ウーロンハイやレモンサワーなど、チューハイと呼ばれる飲み物は、実は焼酎を使ったカクテルの一種なんです。
「焼酎は飲めなくてもウーロンハイは飲める」という方は、慣れれば焼酎を飲めるようになるかもしれません。
まずは、焼酎を使ったカクテルをいろいろと飲んでみて、焼酎の風味に少しずつ慣れてみるとよいでしょう。
居酒屋さんで定番なウーロンハイやレモンハイ、緑茶ハイなどの他にも、もっと飲みやすいカクテルがたくさんあります。
克服のために家で作ってみるのも良いでしょう。
以下、飲みやすいカクテルをあげてみました。
ジンジャーハイ
居酒屋さんでも見ることのあるジンジャーハイですが、ジンジャエールと焼酎で割っています。
ここでは普通のジンジャエールで割るのではなく、辛口ジンジャエールで割ることをオススメします。
辛口ジンジャエールの強烈な辛さが焼酎の嫌な味を消してくれますし、ライムを少し加えるのも良いアクセントになるでしょう。
焼酎モヒート
モヒートは本来ラムを使用しますが、ラムの代わりに焼酎を使うことで和製モヒートになります。
たくさんのミントを入れ軽く潰し、ガムシロップとライムジュース、炭酸と焼酎を注いで作ります。
夏にはお似合いのカクテルになりますよ。
オレンジハイ
王道でもありますが、少し高価なオレンジジュースで割ってみるのもありでしょう。
猛者になると、オレンジを丸ごと絞って焼酎と割る人もいるとか。
飲みやすさ抜群のカクテルです。
③いろんな割り方で楽しみながら試す
焼酎は、基本的にはソフトドリンクや水、お湯などで割って飲むお酒です。
割り方によっては、焼酎独特の匂いやアルコール感が抑えられ、グッと飲みやすくなります。
自宅で面白い飲み方を試してみるのもありでしょう。
気づいたら焼酎嫌いを克服しているかもしれません。
おすすめの割り方の例をいくつか紹介します。
梅+焼酎+お湯
梅干しに焼酎とお湯を入れて飲む飲み方です。
おじいちゃんが飲んでいるイメージですが、これがとても美味しく、シソ焼酎の「れんと」を使うと、梅干しとの相性もバッチリでさらに美味しくいただけますよ。
フルーツポンチ+焼酎
缶詰で売っているみかんやパイナップルを入れ、柑橘系のレモンやライムと焼酎、氷と少量の水を入れる飲み方です。
甘さとフルーツの香りがする、夏にはピッタリのスッキリとした味わいですよ。
しょうが割り
生の生姜をスライスして、お湯と焼酎を一緒に入れて楽しみます。
チューブの生姜でもOKですので、水やソーダでも気軽に割って飲めるのも嬉しい飲み方です。
飲みやすい割り方を、「お酒が弱い方におすすめの焼酎の飲み方6選!飲みやすい割り方を紹介!」に紹介しているので、あわせてご覧ください。
④焼酎をうすーくして慣らしていく
飲みやすい焼酎を飲むことや、飲みやすいカクテルを探すことが一般的な焼酎克服方法ですが、ほかにもあります。
それは、薄めに作ることで、焼酎の味や香りをなるべく減らしてあげるという方法です。
基本的に割るもの(ウーロン茶など)と焼酎の比率は6:4が良いと言われていますが、その比率を8:2くらいにしてみると、味わいや香りはかなり変わってきます。
焼酎克服のために、薄めから慣れていくのも良いでしょう。
⑤最後の手段!鼻をつまむ
鼻をつまむことはもっとも簡単な上、焼酎の嫌な香りを遮断することができます。
この方法で飲み込んだ後、鼻から手を離し、食道から返ってくる香りで焼酎を克服しようという荒療治です。
香りに慣れれば焼酎も飲みやすくなりますよ。
以上紹介した5つの方法を試してみてください。
特に自分で新しい飲み方を探す方法は、楽しみながら克服できるのでオススメですよ。
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